「être Pieds nus」「Lucchi」/AUTUMN-WINTER 2011-2012 EXHIBITION

2011年4月19日(火)~4月23日(土)

11:00~19:00 最終土曜日/18:00まで(日曜休です)




「être Pieds nus 」

namikawa.jpg

être Pieds nus  Debut Collection SPRING-SUMMER 2011 at BORN FREE WORKS


etre Pieds nus(エートル・ピエ・ニュ)

etre ... 状態、存在する、生きている

Pied ... 足、長さの旧単位、フランス詩の音節

nu... 裸の、飾りのない、あるがままの

「裸足、素足のままでいる状態や存在」を意味。
潔さと柔らかさ、強さと繊細さをあわせ持つ、飾らず、あるがままに生きる女性を考えたとき...
舞台に立つバレリーナの優雅さと、努力のまじった、しなやかな身体の線と美しい足を思い出します。
気候の良い日、上質な素材で作られたシンプルな服を着てゆったりと過ごす時間...。
砂の色、海の色、空の色、草花の色など、さまざまな自然の色の記憶...
そして、バレリーナの優雅さと努力の混じった美しい足...。
それぞれの場面と、フレンドリーで自立したスピリットをもつ女性を想像する部分と、私自身が着たいものをイメージしながら、他では見つからないようなよく考えられた色と、ナチュラルで質が良く、気持ち良く着られる素材を使用して、着心地の良いカッティングやプロポーションを考えて作りました。
また、私自身の今までとこれからの足取りという意味も込めました。
作り手の表情が目に浮かぶ、良い仕立てで着る毎に味わいの出る、丁寧な服作りを目指します。


並河 聖子(なみかわ せいこ)
'69年生まれ 。 '90年文化服装学院アパレルデザイン科卒業。 株式会社アングローバル 「マーガレット・ハウエル」ウィメンズ 布帛デザイナーとして12年間勤務。その後、鎌倉カフェディモンシュのオリジナル商品、ウエディングドレスやテキスタイルデザインなど、フリーランスデザイナーとして活動をはじめる。'08年株式会社カイタックインターナショナルにてito を立ち上げる。'10年に自身のブランド 「エートル・ピエ・ニュ」を設立

-------------------------------

Lucchi」 

takazato.jpeg

Lucchi(ルッキ)とは言葉の響きが気に入ってつけたイタリア語に「幸運」という意味を持たせました。
身につけた人の気持ちが高揚するような、幸せな気持ちになってもらえるような存在でありたいと願っています。

「内側からにじみ出てくる、その人の個性。着ている服や、身につけているアクセサリー、全てをその個性のベールのようなもので包みこみ、自分の一部にしてしまう。」そんな自分の生き方をしっかりと持った人をイメージしています。


高里千世(たかざとちせ)
1968 年生まれ。多摩美術大学卒業。
ジュエリーメーカー勤務後、GASA* の依頼でレザーのネックレスを制作したのをきっかけに1995 年に Lucchi をスタート。レザーを使ったコサージュ、ネックレスを制作。2005 年まで展示会を中心に作品を発表。
その後は、真鍮やシルバーなども取り入れ個展をベースに活動を続ける。


Past Exhibition