Atsuo Arai「Les plus beaux villages de France - Chapitre sixième - 」

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Atsuo Arai
「Les plus beaux villages de France - Chapitre sixième - 」
2016/10/04(火)〜10/09(日)
11:00〜19:00(最終日は18:00まで)


新井淳夫 フランスの美しい村々 第6章。


今回の旅は、私の美しい村シリーズの中で、第1の激ハードだった。
ただし2週間の旅の中で、回った美しい村は、全部で7村。
宿泊地に設定した場所がそれぞれ素晴らしかった。


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トランジットで直接南フランスの都市モンプリエまで。
次の日には城塞都市カルカソンヌ(世界遺産)に宿泊。
そこから最初の村ラグラスへは、レンタサイクルで。
なんと80km以上の山路を。
往復10時間漕ぎ続け、両足吊るというハードワーク。
観光客のあまり来ないオラルグ。
3番目のサン・ギエム・ル・デゼール村も巡礼の教会群として世界遺産に登録されている。

次ぎの宿泊地は世界一高い陸橋のあるのミョーの街。
そこからは絶壁に造られたペールの村。
そしてテンプル騎士団が造った村ラ•クーヴェルトワラード。

最後の宿泊地も巡礼の世界遺産ル・ピュイ・アン・ヴレ。
街の中に奇岩がいくつも立ち、その頂上には教会屋モニュモンが立ってる異様とも言える光景。
川の蛇行部分の花崗岩の岩山に建つ城。
ガリア語で東の神殿の意味を持つ村アルランド。
最後に雄大な渓谷にあるブラデルを回り、パリへ。

6月末というのに、南フランスは30度を超え、
連日10キロ以上歩き回る私にとっては過酷な日々。
毎夜湿布を貼りながら、なんとか健康状態を保った。
ハードでドラマチックな旅の行軍を、絵と文章から味わって頂きたい。



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新井 淳夫 / Atsuo Arai

フランスの美しい村に魅せられた画家




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