鈴木理子「すべては幻 〜Tout est une illusion〜」
鈴木理子「すべては幻 〜Tout est une illusion〜」
2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
11:00~19:00(最終日18:00まで)
鈴木理子 / Rico Suzuki
*レセプションパーティー 6月19日(火) 18:00〜20:00
鈴木理子のモノクローム作品の展示です。
風景を通して、そこにあるもののありのままの愉しみを描いています。
「鈴木理子さんのこと」 松尾 潔
ぼくが理子さんの作品にふれて感じるのはそういうことです。
風景を通して、そこにあるもののありのままの愉しみを描いています。
「鈴木理子さんのこと」 松尾 潔
モノクロームの魅力は、みる者が好き勝手に脳内彩色できるところにつきる。
しかし、ひとえにモノクローム作品といっても、
優れたものとそうでないものがあることに、誰でもなんとなく気づいているだろう。
いったい、どこが違うのか。その答えをさらりと教えてくれるのが鈴木理子さんの作品である。
優れたものとそうでないものがあることに、誰でもなんとなく気づいているだろう。
いったい、どこが違うのか。その答えをさらりと教えてくれるのが鈴木理子さんの作品である。
それは、みる者にとって人生史上最高の色彩の記憶を呼び起こしてくれるかどうか。
埃をかぶった記憶が色あざやかによみがえるかどうか。
埃をかぶった記憶が色あざやかによみがえるかどうか。
そのとき、目のまえに色彩が「ない」ことは「ある」にまさる価値を生みだす。
いまみているうつくしい幻こそは、自分が生きてきたことのあかし。
モノクローム作品をいとおしく思うことは、自分の人生を肯定すること。
いまみているうつくしい幻こそは、自分が生きてきたことのあかし。
モノクローム作品をいとおしく思うことは、自分の人生を肯定すること。
ぼくが理子さんの作品にふれて感じるのはそういうことです。
鈴木理子 / Rico Suzuki
イラストレーター。創形美術学校ファインアート科版画専攻卒
MJイラストレーションズ3期生